段・段・DANCING

 森林公園の入口にある見晴らしのいい段段畑。休耕田に潮風が吹き抜ける特異な地形と照応するように鉄パイプを直線状、弓状、自然のしなり、円弧状、反り上がりなど線状に繋ぎ伸ばし、空気の流れをイメージした。開けた空間をそのまま感じ取れる「場の作品」となった。夜間は段ごとに色を変えた投光により、闇に踊る柔らかい「光のメロディ」を奏でた。

φ2.5亜鉛メッキ鉄パイプ(50本)、仮設電柱、タイマー、投光器(500W×1基、350W×2基)、カラーフィルター 広さ500㎡、500×3,000×4,000(扇状)

段・段・DANCING

かつてはいろんな作物が出来たであろう段段畑は島で生きる生活の糧、生活の形

段・段・DANCING

休息のときを経て、歓びのダンスを踊る要るのはメロディ、リズム、ハーモニー